池島

池島炭坑は廃墟ハンターの間ではあまり人気がない。一つ目の理由としてはまだ崩壊が進んでいないこと。二つ目は近くに超有名な軍艦島があるせいだ。池島はここ10年の間に静かに死に向かっている。この島に降り立つのは、なんだか病院で死にかけている他人の手を握るのに少し似ている様な気がした…

この島には訓練を受けるための外国人労働者が何名か送られて来た。この外国人たちはおそらくベトナムやインドネシアから来ていたと思われ、それで下の写真の「立ち入り禁止」の立て札には日本語の下にその国の言葉も併記されている。

私は病院に行き「立ち入り禁止」のサインを無視してドアを開いた。でもそこはは真っ暗闇で、部屋に何があるかはほとんど見えなかった。それでも、たくさんの医療用器具、酸素ボンベ、マスクやヘルメットがあるのが見えた。長くはいなかったが、建物は死んではいなかった。換気の音が聞こえ、点滅しているLEDや様々なセキュリティライトがあるのにも気づいた。しばらくするとここ全体がとても恐ろしく思えて来て、去らずにはいられなくなった。

アパートの3%程はまだ実際に使用されていて、ほとんどは港のまわりにあった(私は廃墟になっている方が好きなので人が住んでいる方はここには載せていない)。

学校は1959年に建てられたものだ。1970年には中学以上の学生は1287人、小学生は204人となっている。2010年の現在では学生総数は…7名!それでも学校はとてもこぎれいできちんとしている。入り口には鍵のかかったタイムカプセルがあり、2015年8月に開けられることになっている。カレンダーに記しておいた。

信号もまだ稼働している。しかし、いつも車には青信号で、歩行者には赤信号のままになっている。でもこれはひどい。車は全く通ってない上に、毛で覆われた小さな歩行者はたくさんいる!

1970年の登録住民数は8000人となっているが、その年この島には実際には2万人ほどが住んでいた。現在は300人以下となっている(もちろん猫は数には入れていない)。

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